県の美味しい名産品を聞かれて、牛肉かラーメンくらいしか言えない県はきっと 悪い県だ。誰の心にも印象を植えつけないから。 各予備校はそれぞれ独自に、学年別あるいは目標とする大学別の模試を作っている。 解答付き解説書まで配るから値段が高くなるのも仕方が無いのだ。しかし、 受験者は解説を細かく読むだろうか。読むのだろうか。私は読まなかった。 勉強の出来ないものは自分の、採点されて返って来た解答用紙だって見たくない のだ。しかしながら先日、その模試の解説を書くことになった。自分みたいな人 に文章を書かせるのか、この予備校は。好きで文を書くことはよくある。 (先日ネットで読んだ話なのですが、自分の手で書くときは左脳が、キーボード を使って、丁度今のようにタイピングするときは右脳が働くんだそうです。 しかし、右脳と左脳でそんなに機能が違うんでしょうか。右脳は左脳のバックアップ として使えばいいのに)お金の為に文を書くという経験は生まれて初めてで 良くも苦い経験をしたわけです。まさか、そのまま書いた文章が載られるわけ もなかったのですが。 どんなことを書いたのか。 あまり興味もないでしょうから、概要だけ書くと、科学だろうが哲学だろうが 正しい姿勢とは全ての可能性を考慮することであり、これが基本的な手段で ある。分母が0になる可能性があるならば「場合分け」を使わなければいけないし 「相加平均と相乗平均の関係」を知ってるからといってもやはり、最小最大を 考えるには関数と見て微分するのが一番謙虚であり、着実なやり方なのだ。 とかなんとかそんなコトを書いた覚えがあります。原稿を手渡し、相手は 紙を開きもせず、私に帰るようにいいました。 いっそ狂えれば、この苦しみから抜け出せるのでしょう?なんと楽なことでしょう か。と晩年の、モーツァルトだっけ、ベートーヴェンだっけ。そこらへんの 音楽家が言ってました。
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