歴史は科学じゃないからね、が口癖だった。 二限の授業に出られるかは運である。 衣服について。 それは肌の露出を隠す為のものだ。他人との直接接触を避けるものだ。 満員電車。他人と嫌でも接触してしまう。もちろん物理的な意味で 接触という言葉を使っている。直接自分の腕が誰かのお腹にでも接触 したらなんと気味の悪いことか。耐えられない。間に布が何重にも 挟んでるからなんとか耐えられるのだ。しかし、耐えられない接触も あり、もしかすればあなたも経験したことがあるのだ。身動きのとれ ない満員電車。もちろんエレベーターでも良い。本当に全く身動きが とれなくなると、自分の身体の向きも変えられない。自分が降りる駅 で本当に降りられるだろうか、と心配になるほどだ。身体の角度が 固定されていて、ふと顔をあげてみると目があった。誰かと目があって お互い気まずくなる。仕方ないので首より上だけを回してお互い見ない ようにする。つまり、これだ。目線の接触とでもいう。これもまた 確かに不快な接触であり、何らかで隠さねばならない。 Q. 上を見上げるのはいつ? A. 飲み物を飲む時くらいですね。あとは大抵、下を見てます。 僕はもう堂々と生きることに決めたんだ。相変わらず、外を歩けば 人にじろじろ見られるけれど、逆に睨み返すくらいの気圧でね。 11/3の日記。(逆に言えば、これより上の文章はこれ以前に書かれたことになる) また、いつの間にか便秘になってた。この頃ずっと良い調子だったのに。 こうなったらどうしよう。食べるから出る、という事実からの類推により 考えたこと。出ないからには食べない。うん、これだ。これが 本当のハンガーストライキだ。 何も変わらぬ退屈な毎日というのも辛いけれど、大きすぎる変化だって 面倒だ。ちょっとした変化、小物を買うとか新しい食べ物屋さんを 見つけるくらいの変化なら何も心配せずに楽しめる。 補足。 大きすぎる変化、とは決して悪い方向に向かうことを予想できる変化に 限定したものじゃない。良い方向に向かうことを十分期待できるとしても 心配になる人はなるのだ。なぜなら大抵の場合、大きな責任が自分に振ら れるから。成功を恐れる人だっているのだ。もちろん、それは人生という 課題に対しては悪い考えに違いない。
コメ(0) | トラ(0)