麻薬依存者の6割は思春期に父親が居ない環境で育ったそうです. 思春期に父親が居ない環境で育った人間である、という性質をPと書くと、 一般にPである人間は3割である.無作為に選んだ人間がPである確率は 3割だ、と読み替えることができるでしょう. Pを持った人間が麻薬依存者である確率と、Pを持たない人間がそうである確率 はそれぞれどうか.其の2つの比は次のように簡単に計算できます. つまり、 (6/3) : ((10-6)/(10-7) = 2 : (4/7) = 7 : 2 このような古典的な確率モデルなら、皆感覚的な肌によって無意識に 計算をします.情報を小出しにしていく順番を考えることで、意表を 突くような結果を提示し、強い印象を与えられるかもしれません.
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