日記「芦」

純粋数学ほど役に立たぬものはあるまい。 - 『数学者の言葉では』(藤原正彦著) 採用差別モデルのテスト*改良 2010/10/08(Fri.)
緑大学 - 採用率:50% ; 学習率:50%
赤大学 - 採用率:50% ; 学習率:50%
---- 枕。 本日(上日付)大学で行われたとつげき東北さんの文系向けゼミの中 でプログラミングの説明をする際にご自身が作ったプログラムとし て「採用差別モデル」を紹介なされてた。これはそれをうろ覚えの 記憶を頼りに再現したもの。 もしかしたら全然違ったかも。いや、でもこんな感じだったんだよ。 「採用差別モデル」でググッてもまるで参考になるサイトが出てこ なかったのでとつげき東北さんのオリジナルだと思います。 だからこれはパクリ乃至は再現。 説明。 緑と赤という2つの大学の就職活動。 ある会社は毎年100人、緑赤所属の学生を採用する。それぞれ学生は 十分多くの人数(恐らく100人を優に超える人数)が採用試験を受ける ものとしておく。 会社は独自のその緑:赤に対する信頼度を持っている。 初めは50:50(%)であり、採用する100人は大体その通りに分けられる。 実際には採用される1人ずつ分けてる。 大学にはそれぞれ学習率があり、その大学の生徒について何%が十分 な学習を受けているか、即ち有能であるか、を表す。初めはどちらも 50%.つまり緑大学の生徒の50%は有能で50%は無能な生徒がその会社を 就職志望している。 [STEP] 信頼度を頼りに採用した100人について有能か無能かを調べる。より 無能な人材の割合が多い大学への信頼度は減り、逆にそうじゃない方 は少し増す。 一方大学生については自分が有能で採用された時はモチベーションが 上がり、後輩に影響して自分の大学の学習率がちょっと増す (勉強すれば、やっぱり就職にも有利なんだ、と考えるから)。 有能なのに不採用な場合、モチベーションは下がり、先の逆に大学の 学習率はちょっと減る。 (勉強したって、意味ないんだ、と自暴自棄になって後輩が迷惑する)。 んで一年経って、その後輩達は4年生になり(なれたら)、就職活動を するワケです。

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