日記「芦」
その代償として無限に空想をすることを許された(斎藤茂太著「精神科の待合室」より) バイトのこと 2011/8/22(Mon.)お金を儲けるという行為はプライベートなことだ。金儲け絡みについて はあんまり人に言いふらすものじゃないよ、というそういう教育を親から 受けてきた。実際そうしてきたつもりなんだけれど、もっと弱い部分が あって、それはつまり、人と一対一で話す時は、相手が初対面であれば あるほど、自分のプライベートなことを敢えて晒そうとしてしまう。 そうするコトによって相手が心を開いてくれることを期待してるのでは ないか、とさっき思った。きっとそうに違いない。 実際、その効果はあっただろうか。五勝五敗といった所じゃないだろうか。 ともかく、こんな、インターネットで自分のプライベートを晒すつもりは 甚だ無いのである。 文を書くのは好きだ。手書きで書くのも好きだし、お気に入りの万年筆を 見つけるのに随分お金を使ってきたし、ワープロで書くのも好きだし、 使いやすいキーボードを探す手間も惜しまない。 /* ワープロって言って通じるのかな。ワープロといえばワープロ機能のみ が附いたマシンのコトを指す時代もかつてあったけど、 一応私が言ってるのはパソコンのワープロ機能のことなんだけど。 でもワードプロセッサーというよりはテキストプロセッサーだしなあ。 分かんないや */ このwebサイトだって(ブログと呼んで良いのか分からないからこう呼ぶので ある)その趣味としての物書きの一環なのだ。自分は自分の書いた文を 人に見せてるつもりだけど、でも恐らくあまり人は見てないだろうな。 だから単に、最近読んだ本の文体を真似て実践する場でしかない。 披露して批判を受けるわけでないから能力が向上されるわけじゃないな。 まあいいよ。趣味だから。 タイトルに「日記」と書いていたって、いや意識して書いてる分それは 私の身の回りに実際にあった出来事などではなく、完全にフィクションで ある。小説以外は書きたくない。 初めて仕事として原稿を頼まれた。まだその原稿を書いている作業中だから 原稿料はもらってないし、もしかしたら原稿を突き返されるかもしれない。 でもお金のために文を書くという行為は、意外と楽しいものだ。
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